建築

時間が息づく場

時間が息づく場 #04 鉄道博物館
イメージ 今年は明治維新からちょうど150年。開国によってそれまでになかったファッションやテクノロジーが輸入されたことはご存じの通りだが、その中の一つに「鉄道」がある。埼玉県の「鉄道博物館」は迫力ある実物車両の展示を中心に、その鉄道の発達史を追えるミュージアム。2006年に閉館した交通博物館(東京都千代田区)に代わって2007年に開館した。京都鉄道博物館、名古屋のリニア・鉄道館とあわせて日本三大鉄道博物館の一つに数えられる。
時間が息づく場 #03 日本橋
イメージ 東海道など江戸の五街道の起点であり、日本の交通網の原点ともいえる日本橋。この日本橋の上には1964年の東京オリンピック直前の1963年に高架になった首都高速がかけられた。それ以来、景観論争の的となっている。麒麟や獅子の像で装飾された美しい日本橋の上に無粋な高架道路があるのは目障りだ、という論だ。撤去して欲しいという請願書や署名も提出され、2006年には有識者会議「日本橋川に空を取り戻す会」が「日本橋地区の美しさと魅力を創出する事業」を推進するよう、提言書を発表している。首都高建設時も議論の的となったようで、1979年に発行された「首都高速道路公団二十年史」(首都高速道路公団編)では反対意見に触れ、さらに「しかし当時この付近の構造美については、とくにその評判が高かったものである。」と自己弁護ともとれる記述をしている。
時間が息づく場 #01 東京国立博物館
イメージ 日本でもっとも長い歴史をもつ博物館である東京国立博物館。通称「トーハク」。その歴史は150年近く前、明治5年(1872年)まで遡る。湯島大聖堂で文部省博物館が最初の博覧会を開いたのが始まりだ。その頃は美術工芸品だけでなく標本や機械、動物、植物まで幅広く収集・陳列する総合博物館だった。その後動物は動物園に、標本類は国立科学博物館に、図書は国立国会図書館へと枝別れしていく。日本のミュージアムやデータ保存施設の祖先と言っていい存在だ。

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