人間と時間

あまりにも身近で、普段はその存在について考えることもない「時間」。しかし、「時間とは何か」という問いは、古代ギリシャの時代から多くの学者・研究者が向き合ってきた難題中の難題です。
このコラムでは物理学、哲学、心理学、文化人類学といったさまざまな分野において時間をテーマとした書籍を取り上げ、その内容を紹介していくことで、人類の「未解決の難題」を複眼的に考察していきます。

人間と時間#02自分の時間 ―1日24時間でどう生きるか―
イメージこんなたとえ話がある。ある朝ひとりの男があなたの前に現れ、お金の詰まったスーツケースを渡してこう告げる。「このお金をあなたに差し上げます。ただし、今日一日で使い切れなかった分はすべて没収します」。そう言われたら、誰もが必死になってこのお金を使い切ろうとするだろう。ではなぜ、...
人間と時間#01大人の時間はなぜ短いのか
イメージ年をとればとるほど、月日があっという間に過ぎていく。そんな「怪奇現象」に悩む大人はきっと多いことだろう。ついこの前正月だったのに、気づけば桜が散っていて、夏が来たと思ったら、紅葉の見頃が過ぎていて、え!もう除夜の鐘? 子どもの頃の1年が「万里の長城」だとしたら、最近の1年は「...