拝啓 あの日の自分

「情熱は人を動かす」と話す堀木エリ子さん。
まったくの素人から手漉き和紙の世界へ飛び込み、
今では和紙のインテリアアートの企画・制作から
現場施工までを手がけ、世界を舞台に活躍する。
人を惹きつけるそのことばや行動力は、壁にぶつかるたびに原点に戻りつつ、
顧客の要望に沿って真実を見極めようとする、探究心と、
徹底した利他の精神から生まれたものだった。

著者イメージ

堀木 エリ子(ほりき・えりこ)

株式会社堀木エリ子&アソシエイツ 代表取締役 1962年、京都府生まれ。1987年、呉服問屋の事業部として和紙ブランドSHIMUSを設立。2000年、株式会社堀木エリ子&アソシエイツを設立。現在に至る。

大病したときの自分へ

呉服問屋から独立して、「さあ、これから!」というときに、悪性のがんが見つかった。それまでは、自分が死ぬということなんて、考えたことがなかったので、とにかく焦った。でも、はじめて真剣に「死」と向き合ってわかったことは、人間、「死に様」は選べないということ。でも、「生き様」だけは選べるということに気がついた。
日々なりゆきで過ごすのはもったいない。もっと自分自身と向き合って生きないと。そのためには、自分に対する時代や社会の要望をきちんと受け止めて、人の役に立たないといけない。つまり「利他」こそが私の生き様なんだと。それが、今日の私につながる気づきになった。
もし、あの大病をしていなかったら、利他という気づきは生まれなかったかもしれない。当時、病気はとてもつらい経験だったけれど、悪いことが起こっても、悪いままでは終わらないようにと深く考え、見つけたパッションが、今を生きる私の人生を豊かにしてくれている。 サイン

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