拝啓 あの日の自分

あなたの「あの日」はいつですか。人生でいちばん泣いた、
いちばん嬉しかった、いちばん悩んだ、いちばん頑張った…、
そんなあの日に手紙を出すとしたら、いまのあなたは何を書きますか。
なぐさめ、警告、アドバイス、感謝。たとえ手紙は配達されなくても、
その言葉はきっと届きます。なぜって、「あの日の自分」は、
いまも、あなたの中にいるのですから。

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一川 誠(いちかわ・まこと)

千葉大学大学院人文科学研究院教授。
専門は実験心理学。実験的手法により人間が体験する時間や空間の特性、知覚、認知、感性における規則性の研究に従事。現在は特に、視覚や聴覚に対して与えられた時空間情報の知覚認知処理の特性の検討を行なっている。
著書に『大人の時間はなぜ短いのか』(集英社新書)、『時計の時間、心の時間-退屈な時間はナゼ長くなるのか?』(教育評論社)など多数。

研究者として
駆け出しの頃の自分へ

まだ若くて駆け出し研究者の頃、
何回か続けて論文をリジェクト(却下)されたことがありました。
一本の論文が通るか通らないかで、その後のキャリアに大きな差が出るのが
この世界なので、けっこう落ち込みました。
でも、リジェクトされたのにはちゃんと理由がありました。
他人に伝わらないということは、やはりどこかに無理があるということなのです。
その「無理」が何かを究明していく過程でまた大きな発見がある。
それが研究活動というものだと思います。
ですから、リジェクトが続いたとしても腐らずに次もまたやってごらんと。
自分で信じていることがあるのならばしっかりやれと。
そういってやりたいですね。
サイン

あなたも、あの日の自分へ手紙を書いてみませんか?

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