時間デザインセミナー
「未来をカタチにする言葉」
~書家と刻む2021年の念い~

  • 日 時:2020年 12月7日(月)19時〜
  • 会 場:オンラインで開催
  • 講 師:前田鎌利さん
  • 参加者:一般募集:47名

2020年12月7日、「時間デザインセミナー2020 ~書家と刻む2021年の念(おも)い~」が開催されました。

当セミナーは、2018年にスタートし3回目の開催となりますが、今回は初のオンラインによる実施となりました。

テーマは、前回と同じく「一年内観」です。セミナーは、日本能率協会マネジメントセンターの髙梨文明取締役・時間デザイン研究所所長の挨拶。

続いて、書家でプレゼンテーションクリエイターの前田鎌利氏が講演。

ご自身の半生を振り返りながら、書とプレゼンテーションという、一見すると異なる分野をご専門に活躍する同氏が大切にしている「伝える」こと、そして「繋いでいく」ことへの念(おも)いについて話が進みました。

参加者同士によるグループワークも、オンライン会議のブレークアウトルーム機能を使って実施。今年2020年と、来る2021年に寄せるそれぞれの念(おも)いを漢字一文字で表現し、その理由について参加者同士でディスカッションし共有しました。

そして、毎回恒例となっている「一年内観念い書き」と題した揮毫パフォーマンスも披露。

主催者のJMAMが、コロナ禍に負けないという念いを込めて制作したメッセージ動画のタイトル「白紙から、立ち上がれ。」が、見事な筆致で揮毫されました

●参加者の内観による2020年の漢字と、2021年の漢字

グループワークでは、参加者それぞれが「一年内観」をして2020年の振り返り、そして2021年への念いを漢字一文字に込めました。その一部をご紹介します。

・男性

コロナ禍の影響で外出が減って人と会う機会や集まるがとても少なかったので、2021年は、新たな出会い、親しい人との集まりを増やして一緒に楽しく過ごしたい。そういう願いを込めて「逢」にしました。

・女性

今回で3回目の参加です。2020年は、「希」。オリンピックなど希望を胸に始まった年ですが、コロナ禍でGWも夏休みもどこにもいけませんでした。仕事も忙しく自宅と職場の往復だけ。なので、2021年は、そういうことから解放されて、とにかく遊びたい。そういう一心で「遊」を選びました。

・男性

私も3回目です。2020年は「顧」。在宅勤務で家にいる時間が長く、掃除や整理をする時間が多くなりました。すると、いろいろなものが「発掘」されて、いい意味で自分の人生を振り返ることができました。2021年は「進」。コロナ禍に負けずに迷わず進みたい。自分への気合を入れる意味もこめてこの字にしました。

・男性

2020年は「家」。家族との時間が増えたし、家事にも時間を割くなかでいろいろな気づきがありました。2021年は「福」です。妻の実家の福岡に移住することが決まっているのと、コロナ禍が去って幸福が来ることを祈って、この字にしました。

講師の前田鎌利氏が2020年の漢字として選んだのは、「些」。

お子さんや高校生といった若い世代と関わる機会が増え、またがりも深くなった年。 そういった関係が「些か(少しずつ)」始まった年だったと評しています。

2021年の漢字は、「越」。コロナ禍を乗り越えて新しい世界に入っていきたい。

オリンピックで海を越えて多くの人たちが来日して羽ばたいてほしい。また、福井県=越前の国にもかけているとのことです。

「一年内観」を通じて、参加者の皆さんが、コロナ禍の影響を閉塞感として捉えながらも、プラスに作用したことは生かしたい。

そして、2021年はこれを乗り越えて前進する、あるいは希望を持って楽しく生きていきたい。そんな期待を抱いていることがわかりました。