コラム

ヒトは何をどう成し遂げてきたのか

ヒトは何をどう成し遂げてきたのか #06 エベレストはどう攻略されたか
イメージ 「そこに山があるから」。なぜ山に登るのかに答えたこのあまりに有名な言葉は、イギリスのアルピニスト ジョージ・マロリーのものだ。彼が情熱をもって挑み続けついには命を落とした山、エベレスト。標高8848m、地上のすべてを見下ろす世界の屋根に人々はどう立ち向かい、いかにして攻略したのだろうか。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか #05 深海探査
イメージ 地球上に残された最後の秘境、深海。青くきらめく海は水深1000mを超えると、茫漠とした闇の世界へと一変する。深海にはいったい何があるのか。そして、人はなぜ、そこに惹かれるのか。深海探査の道筋をたどった。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか #04 海を渡る
イメージ 大西洋、太平洋、インド洋、北極海に南極海、お望みならそこに日本海を加えてもいい。現代の私たちにとって海は、世界地図の上で区切られ、名づけられた「範囲」だといえるだろう。しかし、人工衛星からの写真はおろか、まともな地図さえ持たなかった時代の船乗りにとって、それは、見るも恐ろしい「ひとかたまりの巨大な水」だった。はげしい嵐、日照り、座礁、食糧不足、病……。航海には常にさまざまな危険がつきまとった。人々はいかにしてそれを克服し、新たな「世界」を切り拓いたのだろうか。知られざる航海の歴史を追った。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか #03 空を飛ぶ
イメージ 大空を自由に飛び回りたい。それは、常に重力の支配を受けている私たちにとって、根源的とさえ言える欲望ではないだろうか。しかし、人類のこの無邪気な夢は、長い間、文字通り「夢」でしかなかった。空気より重い物体が宙に浮き、自由に飛行するなどということは、19世紀の人々にとってさえ、常識はずれの「たわ言」だったのである。ではなぜ、その「たわ言」が、20世紀の初頭に実現できたのか。そこには「常識」に挑み続けた男たちの人生があった。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか #02 城はいかに「進化」してきたか
イメージ 壮大な石垣に鎮座する天守閣。「城」と聞いて思い浮かべるのは、きっと、そんな光景だろう。しかしそれは、城という言葉が指し示すものの一部に過ぎない。城には時代や地域によって異なる役割があり、それに伴うカタチがあった。ここでは、そんな状況の変化に着目し、日本の城がたどってきた「進化」の過程に迫ってみたい。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか #01 ピラミッドはどうつくられたか
イメージ 紺碧の空に描かれた巨大な幾何学図形。人類の歴史上、空前絶後の建造物であるピラミッドは、その多くの謎とともに、各時代の人々を魅了してきた。21世紀を生きる私たちもまたしかり。一体ピラミッドとは何なのか。誰が、何のために、どうやってつくったのか。数千年にわたって繰り返されてきたであろうこの問いを、私たちもまた、この偉大なる「金字塔」にぶつけてみたい。

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ヒトは何をどう成し遂げてきたのか

未来百景 #06 インターステラー
イメージ 時間とは不可逆的で、かつ不変的なものだとわたしたちは信じている。時間は未来に向かってただ進んでいくものであり、60秒という時の長さはたとえ地球の裏側にあるブラジルにいたとしても同じだ。
未来百景 #05 君の名は。
イメージ 「昔々、あるところに銀河を旅する彗星がありました。彗星は地球の上空で離ればなれになると、片割れを地上に落として宇宙の彼方へと飛び去っていきました。その姿はまるで星回りの悪い恋人たちのようでした」 『君の名は。』で彗星はなぜ、1200年かけて再び糸守町へと還ってくるのか? 同作を貫く「組紐」のイメージから、そのストーリーに迫ります。
未来百景 #04 マトリックス
イメージ ――「現実としか思えない夢を見たことはあるか?」 わたしたちが生きている世界は、実はプログラムが生み出した仮想現実であり、それは人工知能(A.I. )が人間に幻視させた「夢」にすぎない。『マトリックス』での「現実」において人類とは、A.I. が監視するカプセルのなかでひたすら「夢」をみながらエネルギーを搾取されるために培養される存在だ。キアヌ・リーブス演じる主人公・ネオは日々生きる現実がプログラムによる虚構にすぎず、悪夢のような世界こそが真実と知ると、人類を救うべくA.I. との戦いへと身を投じていく。
未来百景 #03 天使のくれた時間
イメージ クリスマスの朝、気ままな独身生活を満喫する金融会社の社長ジャック・キャンベルが目を覚ますと、そこには、13年前に別れた恋人ケイトが眠っていた。寝室のドアが開き、プレゼントを手にした女の子が大はしゃぎでジャックに言う。「クリスマスおめでとう、パパ!」。もしもあの時、別の道を選んでいたら…。ニコラス・ケイジとティア・レオーニの演技が光る大人のファンタジー『天使のくれた時間』は、誰もが一度は考える「If」を表現した作品だ。
未来百景 #02 ブレードランナー
イメージ 2019年、地球の環境は荒廃をきわめていた。空一面のスモッグが太陽をさえぎり、暗く沈んだ街には四六時中、酸性雨が降り続いている。人類を除く生物のほとんどは死に絶え、人々は別の惑星への移住に新たな希望を見出そうとしていた。そんな中、アメリカのタイレル社が人間そっくりのロボット(レプリカント)を開発。地球外基地での奴隷労働や他の惑星の探索などに使っていた。これが1982年公開のSF映画『ブレードランナー』の未来像だ。
未来百景 #01 バック・トゥ・ザ・フューチャー
イメージ タイムトラベルをテーマにした作品は数多くあるが、昭和の終わりから平成の初めに青春時代を過ごした人であれば、真っ先に思い浮かぶのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下BTF)』だろう。1985年の「現在」から、1955年、2015年、そして1885年へと、時代を行き来する冒険に誰もが心を躍らせた。2015年10月21日にはBTFの「未来」がやって来たと話題になったが、現実はやはり、この名作には追いつけなかったようだ。作中に出てくる「乾燥機能付きの服」は発売されていないし、「雨の上がる時刻を秒単位で予測する天気予報」もない。そして何より、自動車はいまだに地面を走っている。

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人間と時間

人間と時間 #07 時間と自己
イメージ 「時間という現象は、私が私自身であることと厳密に一致する」。木村敏著『時間と自己(中公新書)』を紹介するコラムです。管理される時間から、自ら生み出し構築する「時間」へ。JMAMのお届けするWebマガジン『時間デザイン』
人間と時間 #06 時よ、とどまれ、おまえはじつに美しい
イメージ 「時よ、とどまれ、おまえはじつに美しい」。 ゲーテ作 池内紀訳『ファウスト(集英社文庫)』を紹介するコラムです。管理される時間から、自ら生み出し構築する「時間」へ。JMAMのお届けするWebマガジン『時間デザイン』
人間と時間 #05 あなたにもわかる相対性理論
イメージ 「相対性理論」という言葉を聞いたことがない人は少ないだろう。それがドイツ生まれの物理学者、アインシュタインによるものだということも。しかし、どんなものかと聞かれると「……」となるのが実情ではないだろうか。そんな方に手に取ってほしいのが茂木健一郎著『あなたにもわかる相対性理論』(PHP研究所)だ。「アインシュタインの伝記を読んで科学者を志した」と語る著者が、相対性理論の骨格とアインシュタインの魅力を、タイトル通りわかりやすく教えてくれる。ここでは本書にある「時間の遅れ」についてご紹介しよう。
人間と時間 #04 ゾウの時間 ネズミの時間
イメージ 哺乳類の心臓は、その「主」の種によらず、20億回打つと止まる。こんな話が好きな人にぜひ読んでもらいたいのが、サイズという視点から生物に迫る科学読み物の大ベストセラー、『ゾウの時間 ネズミの時間』(本川達雄著 中公新書)だ。
人間と時間 #03 「時間」を哲学する ―過去はどこへ行ったのか―
イメージ 過去はどこへ行ったのか? 21世紀の日本に、こんな疑問を持っている人がはたして何人いるだろう。このページを開いたのも何かのきっかけだと思って、10秒ほど考えてみてもらいたい。「どこへ行ったも何も過去は過ぎ去っているんだから、その記憶だけが頭の中にあるんじゃないの」といったあたりが、きっと、常識的な答えではないだろうか。これに対して本書の著者、哲学者の中島義道は「過去はどこへも行かない」と主張する。一体どういうことだろう。
人間と時間 #02 自分の時間 ―1日24時間でどう生きるか―
イメージ こんなたとえ話がある。 ある朝ひとりの男があなたの前に現れ、お金の詰まったスーツケースを渡してこう告げる。「このお金をあなたに差し上げます。ただし、今日一日で使い切れなかった分はすべて没収します」。そう言われたら、誰もが必死になってこのお金を使い切ろうとするだろう。ではなぜ、私たちは、同じように消えてしまう「時間」を使い切ることなく、今日という日を終えてしまうのだろうか。
人間と時間 #01 大人の時間はなぜ短いのか
イメージ 年をとればとるほど、月日があっという間に過ぎていく。そんな「怪奇現象」に悩む大人はきっと多いことだろう。ついこの前正月だったのに、気づけば桜が散っていて、夏が来たと思ったら、紅葉の見頃が過ぎていて、え!もう除夜の鐘? 子供の頃の1年が「万里の長城」だとしたら、最近の1年は「歩道橋」くらいのものだ。年をとるわけである。同じ1年なのに、なぜ、これほどまで感じ方が違ってしまうのだろう。そんな疑問に答えてくれるのが、一川誠著『大人の時間はなぜ短いのか』である。

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