コラム

ヒトは何をどう成し遂げてきたのか

ヒトは何をどう成し遂げてきたのか#04海を渡る
イメージ大西洋、太平洋、インド洋、北極海に南極海、お望みならそこに日本海を加えてもいい。現代の私たちにとって海は、世界地図の上で区切られ、名づけられた「範囲」だといえるだろう。しかし、人工衛星からの写真はおろか、まともな地図さえ持たなかった時代の船乗りにとって、それは、見るも恐ろしい「ひとかたまりの巨大な水」だった。はげしい嵐、日照り、座礁、食糧不足、病……。航海には常にさまざまな危険がつきまとった。人々はいかにしてそれを克服し、新たな「世界」を切り拓いたのだろうか。知られざる航海の歴史を追った。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか#03空を飛ぶ
イメージ大空を自由に飛び回りたい。それは、常に重力の支配を受けている私たちにとって、根源的とさえ言える欲望ではないだろうか。しかし、人類のこの無邪気な夢は、長い間、文字通り「夢」でしかなかった。空気より重い物体が宙に浮き、自由に飛行するなどということは、19世紀の人々にとってさえ、常識はずれの「たわ言」だったのである。ではなぜ、その「たわ言」が、20世紀の初頭に実現できたのか。そこには「常識」に挑み続けた男たちの人生があった。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか#02城はいかに「進化」してきたか
イメージ壮大な石垣に鎮座する天守閣。「城」と聞いて思い浮かべるのは、きっと、そんな光景だろう。しかしそれは、城という言葉が指し示すものの一部に過ぎない。城には時代や地域によって異なる役割があり、それに伴うカタチがあった。ここでは、そんな状況の変化に着目し、日本の城がたどってきた「進化」の過程に迫ってみたい。
ヒトは何をどう成し遂げてきたのか#01ピラミッドはどうつくられたか
イメージ紺碧の空に描かれた巨大な幾何学図形。人類の歴史上、空前絶後の建造物であるピラミッドは、その多くの謎とともに、各時代の人々を魅了してきた。21世紀を生きる私たちもまたしかり。一体ピラミッドとは何なのか。誰が、何のために、どうやってつくったのか。数千年にわたって繰り返されてきたで...

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未来百景

未来百景#03天使のくれた時間
イメージクリスマスの朝、気ままな独身生活を満喫する金融会社の社長ジャック・キャンベルが目を覚ますと、そこには、13年前に別れた恋人ケイトが眠っていた。寝室のドアが開き、プレゼントを手にした女の子が大はしゃぎでジャックに言う。「クリスマスおめでとう、パパ!」。もしもあの時、別の道を選んでいたら…。ニコラス・ケイジとティア・レオーニの演技が光る大人のファンタジー『天使のくれた時間』は、誰もが一度は考える「If」を表現した作品だ。
未来百景#02ブレードランナー
イメージ2019年、地球の環境は荒廃をきわめていた。空一面のスモッグが太陽をさえぎり、暗く沈んだ街には四六時中、酸性雨が降り続いている。人類を除く生物のほとんどは死に絶え、人々は別の惑星への移住に新たな希望を見出そうとしていた。そんな中、アメリカのタイレル社が人間そっくりのロボット(レプリカント)を開発。地球外基地での奴隷労働や他の惑星の探索などに使っていた。これが1982年公開のSF映画『ブレードランナー』の未来像だ。
未来百景#01バック・トゥ・ザ・フューチャー
イメージタイムトラベルをテーマにした作品は数多くあるが、昭和の終わりから平成の初めに青春時代を過ごした人であれば、真っ先に思い浮かぶのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下BTF)』だろう。1985年の「現在」から、1955年、2015年、そして1885年へと、時代を行き来する冒険に誰もが心を躍らせ...

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人間と時間

人間と時間#05あなたにもわかる相対性理論
イメージ「相対性理論」という言葉を聞いたことがない人は少ないだろう。それがドイツ生まれの物理学者、アインシュタインによるものだということも。しかし、どんなものかと聞かれると「……」となるのが実情ではないだろうか。そんな方に手に取ってほしいのが茂木健一郎著『あなたにもわかる相対性理論』(PHP研究所)だ。「アインシュタインの伝記を読んで科学者を志した」と語る著者が、相対性理論の骨格とアインシュタインの魅力を、タイトル通りわかりやすく教えてくれる。ここでは本書にある「時間の遅れ」についてご紹介しよう。
人間と時間#04ゾウの時間 ネズミの時間
イメージ哺乳類の心臓は、その「主」の種によらず、20億回打つと止まる。こんな話が好きな人にぜひ読んでもらいたいのが、サイズという視点から生物に迫る科学読み物の大ベストセラー、『ゾウの時間 ネズミの時間』(本川達雄著 中公新書)だ。ゾウも、ネズミも、ネコも、一生のうちに拍動する心臓の回数は同じ。この事実は一体何を意味するのだろう。ゾウの寿命は一般的に言って長く、種類によっては100歳近くまで生きる個体もいるらしい。これに対して、ネズミは数年でその一生を終える。ネズミは寿命が短くてかわいそう? はたしてそうだろうか。私たちの使っている物理的な時間でいえば、たしかにネズミは短命だ。しかし、心臓が個々の生き物に埋め込まれた「時計」だとすれば、すべての哺乳類は20億回という平等な「時間」を持っているといえる。だから、
人間と時間#03「時間」を哲学する ―過去はどこへ行ったのか―
イメージ過去はどこへ行ったのか? 21世紀の日本に、こんな疑問を持っている人がはたして何人いるだろう。このページを開いたのも何かのきっかけだと思って、10秒ほど考えてみてもらいたい。「どこへ行ったも何も過去は過ぎ去っているんだから、その記憶だけが頭の中にあるんじゃないの」といったあたりが、きっと、常識的な答えではないだろうか。これに対して本書の著者、哲学者の中島義道は「過去はどこへも行かない」と主張する。一体どういうことだろう。
人間と時間#02自分の時間 ―1日24時間でどう生きるか―
イメージこんなたとえ話がある。ある朝ひとりの男があなたの前に現れ、お金の詰まったスーツケースを渡してこう告げる。「このお金をあなたに差し上げます。ただし、今日一日で使い切れなかった分はすべて没収します」。そう言われたら、誰もが必死になってこのお金を使い切ろうとするだろう。ではなぜ、...
人間と時間#01大人の時間はなぜ短いのか
イメージ年をとればとるほど、月日があっという間に過ぎていく。そんな「怪奇現象」に悩む大人はきっと多いことだろう。ついこの前正月だったのに、気づけば桜が散っていて、夏が来たと思ったら、紅葉の見頃が過ぎていて、え!もう除夜の鐘? 子どもの頃の1年が「万里の長城」だとしたら、最近の1年は「...

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